みかぶし。

TW2『シルバーレイン』で活動中の南・成実(b80160)と同背後キャラ、及び背後の呟きや雑記。

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2011.09.05 Monday

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2011.04.08 Friday

いとも容易く行われるえげつない行為。そのれい。

2011.4.8 13:15

「・・・・・・はっ」
 己以外誰もいない部屋で短く息を吐いたのは、先程までその場に這い蹲っていた成実その人だ。


 既にその場を立ち去った男から受け取った眼鏡をかけたその貌からは嘗ての殺伐とした感情は見えず、寧ろ余裕さえ感じられる。
「まあ、こんなものか。仕方がない」
 同じ男から受け取ったループタイ。大粒の瑪瑙が嵌め込まれた留め具は自分の服装には合わないなと、また僅かに笑う。 まあいい、なにか他のアクセサリにでも加工しようと、ポケットに仕舞いこんだ。
「あとは・・・・・・」
 顔には傷をつけなかったので、髪ゴムを一旦外して乱れた髪に手櫛を通し、服の埃をはたくにとどめる。
 立ち上がると、徐にんーっと体を伸ばす。体の具合を確かめるように腕から手をぷらぷらと揺らし、首をコキコキと鳴らした。
 初めての継承で聊かの不安はあったが、特に不具合はなさそうである。これならば一安心。
「さァて、それじゃどうしようかな?」
 ふふふと声を出さずに小さく笑う。西・竜彦ではできないが、南・成実ならできることは幾らでもある。逆もまた然りだろうが、そちらにはもう然程未練はなかった。
 ふと、ほんの十数分前までの自分が、弟の仇討ちとやらを何より優先していた事を思い出してまた可笑しくなる。
 晴れ晴れと、然しどこか人の悪さを感じさせる笑みを浮かべ、
「ふふ。抜け殻を斬った所で、もうなんの意味もないものね」
 小さく肩を竦めてその場を後にした。

2011.09.05 Monday

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