みかぶし。

TW2『シルバーレイン』で活動中の南・成実(b80160)と同背後キャラ、及び背後の呟きや雑記。

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2011.09.05 Monday

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2010.04.26 Monday

【偽シナ】Rex Tremendae

お待たせしました。
偽シナ『Rex Tremendae』 のOP公開です。
捕捉などはまた改めて。



 風が吹いている。
 薄ら湿気を帯びた、生暖かい南風だ。
 時は三月最終日。解散会を終え、数名で連れ立って外に出た頃には既に太陽も沈みかけていた。
「なんだかんだ云って今日で緑林も終わりかあ」
 先頭を歩く西・竜彦が、長く伸びた己の影を眺めつつ呟く。彼にしては珍しく、その声色には聊か感傷が混混じっていた。
 そんな彼に続くシズカ・アキと滝川・壬申は無言。竜彦の呟きにわざわざ反応する程優しくはない。
「うちにしてみたら初めて入った結社やから、やっぱりちょっと残念やけど……」
「そんなに落ち込む事ないよ。これが今生の別れって訳じゃないんだし」
 僅かに俯いた小塩・瑠美(ソルト・b64767)に、横を歩いていた瀬尾・律香(六ツ花旋舞・b40484)が務めて明るい声をかける。
 確かに結社自体は解散となるが、誰もがこれからも能力者として戦う道を選んだ者ばかりだ。道はけして別れた訳ではない。
 励ましの言葉に、瑠美もそやねと笑みを見せる。
 その様子を見て一つ息を吐いた春峰・斗輝(魔剣士・b11833)が、竜彦に疑問符を投げかけた。
「所で一体何処まで行くんだ? いい加減教えて欲しいんだが」
「せやせや。勿体ぶっとらんと種明かしを……はっ、真逆口に出しては云えんような所とか!?」
 素っ頓狂な声を出した相澤・悟(古武道部三枚目部長・b03663)に、誰もが心の中でツッコミを入れた。
「流石にそんな場所に女の子連れては行けないねえ……ああ、此処らでいいかな?」
 けたけたと声を出して笑う竜彦の足が不意に止まる。
 彼の視線の先には廃棄されて久しい工場の跡地。
 半開きのまま放置された扉の向うは暗く窺う事は出来ないが、躊躇う事なく足を踏み入れた竜彦にシズカも壬申も続いた。
 またぞろ廃墟探索でもしようと云うのか?
 さっさと敷地内に消えてしまった三人を見て怪訝な顔をした一同だが、
「何はともあれ追いかけると致しましょう。西様にもお考えがありましょうし」
「だな。あんまりロクな事じゃねぇ気はするけどよ」
 御鵺・つづら(虎哮鳴牙弾蜂女童・b10421)の言葉に防人・雷(月下に佇む天狼の王・b22355)も一つ頷き、怪訝そうな表情のまま工場内に足を踏み入れた。

 中は想像以上に薄暗かった。
 半ば以上落ちた陽は、建物の向きの所為で殆ど中に入ってこない。
 シャッターが閉め切られている事もあってか、埃の匂いもする。
 ゴーストタウンへ入ったと思えば気に成る程ではないが、長居をしたい場所でもない。
 一体竜彦はこんな所で何をしようと云うのか?
 僅かに差した西日に浮かび上がった、何故か普段の立て襟ではなく三つ揃えのスーツに身を包んだ竜彦の姿を認め、律香が近付き乍ら声をかけるも、
「竜彦先輩、此処で一体何するんで――――――わっ!?」
 持ち前の鋭敏な感覚で咄嗟に異変を感知し、律香が飛び退る。緊急イグニッションしたその胸元には、うっすらと朱の横一文字。
 あれ、と首を傾げた竜彦の手に握られているのは愛用の薙刀だ。
 紙一重で避けたからいいようなものの、さもなくば律香は自身の血の海に膝をついていたかも知れない。
「! おい竜彦、こいつぁ冗談にしてもちぃとタチが悪ぃぜ!」
「西様、ご乱心なさいましたか!?」
 突然の凶行に上がる叱責と疑問符。
 誰もが事態を把握できない中、然し当の下手人はけろりと、
「別に乱心した訳じゃないよ、至って正気。ただ一寸。このまま終わりなんて勿体無いし……大切なものほど壊したいと云うか」
 ゆりゆりを見習って僕も正直になろうかと。いつも通りの、然し聊か不穏な笑みを浮かべてそう云い放った。
「西先輩……いややなあ、本気やないんやろ?」
 未だ信じられないと云った様子の瑠美の問いに返って来たのは無言の笑顔。
 但し優しげなその笑みからは、じわりと悪意が滲み出している。
「て、事は冗談でもドッキリでもなくて?」
「相澤。先刻の踏み込み、見たろ? マジだって事だ」
 困惑しつつも懐のカードに手を伸ばす斗輝。視線は自ずと、竜彦の傍らに立つ二人の女へと移る。
「ネギちょの云う通り。今此処で僕を止めないと世界結界的に宜しくない事をしでかします♪」
 にこにこと聞き捨てのならない事を抜かし、パチンと一つ指を鳴らす。傍らの二人に向け、
「親征である――シズカ、軛を解くが良い。壬申、この戦いに勝てたらお前を僕から解放しよう。全力を出せ」
「承知致しました」
「……全力でやって、宜しンですね?」
 シズカが眼鏡を外し、髪を手櫛でオールバックに撫で付ける。両手にはナイフの鈍い輝き。
 壬申もまた天輪宗の白装束に袖を通し、銅銭剣をその手に構えた。
 未だ態勢の整わぬ一同を前に臨戦態勢を取った竜彦達。両手を鷹揚に広げ、声高らかに宣言する。
「さあ、斟酌も躊躇も一切御無用! 目の前にいる『悪』に全力で向かって来て呉れ!」
 呵々、呵々々、呵々々々!
 竜彦の哄笑が工場の中に響き渡り、その悪意の矛先が一同に向けられた。

2011.09.05 Monday

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23:34 | - | - | -

コメント

以下、偽シナプレ

手紙でも送り付けとくけど
仮プレ代わりに参加者に見えるように貼っておく。
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◆心情
…ったく、なに考えてんだか
ま、此処まで付いて来たんだ
最後まで付き合ってやるぜ

……腹括ったからにゃマジで刃向けっからな

◆作戦
滝川→シズカ→西
の順に各個撃破

独自に動く場合は各位にて

森王、茨対策に
なるべく固まらずに行動する

◆戦闘
初手で滝川に接近して黒影で攻撃
滝川を倒すまでは強化も迂闊にできない

ま、強化なしとはいえ、この最初の一撃で落とすつもりで全力で
(目標2ターン以内)
滝川に狙いを集中すりゃ
こっちの配置も固まっちまいそうだが仕方ねぇ

滝川を倒せたら次はシズカ…だが
その前に旋剣で回復と強化を

シズカの周りに味方前衛が多いようならDHで
少なければ接近して黒影で

此処からはあまり固まらずに行動、を意識する

シズカの消耗が見えたら
倒しきる前でも見切りつけて西へ

個人的にゃシズカのとどめは篠森に任せたいとこだし

なにより、西を倒さなきゃ終わらんしな?

西には接近戦で
どこにいても攻撃されるなら自分の一番得意な距離で挑む

勝てる気もしないが、勝つつもりで挑まにゃ勝ちはあるまい

別に世界結界のためだとか気取るつもりはないさ
壊されてたまるか
ただ、それだけだ

・回復
滝川を倒すまでは旋剣は使わず
以降は旋剣でHP500前後を保つように
瀬尾がBSで行動封じられたら浄化の風を

◆戦闘後
お互いぼろぼろになってそうだが
こっちの意識があったら手当てはしてやる

…で、気は済んだか?

俺の殺意?…気のせいだろ。
俺はただのネギだぜ

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アビリティ
気魄 黒影剣奥義 ◆◆◆ ×12
気魄 ダークハンド奥義 ◆◆◆ ×4
術式 旋剣の構え ◆ ×12
術式 浄化の風 ◆ ×4

以上
2010/04/27 1:28 AM by 春峰斗輝

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